波の式は$y=Asin(\omega t−kx+\delta)$で覚えておくと便利です.$\omega$は角速度で単位時間あたりの位相の変化を表しており,周期を$T$として$\omega=\frac{2\pi}{T}$です.$k$は波数とよばれる量で,空間において波が単位長さ進んだときの位相の変化を表しており,波長を$\lambda$として$k=\frac{2\pi}{\lambda}$です.初期位相の$\delta$を忘れないようにしましょう.波の式と伝播方向の関係は,こちらの動画を参考にしてください.
*『理系標準問題集 物理』(駿台文庫)が手元にある人は,53,54を解いてみましょう.
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