異なる媒質に侵入した波が境界面に対して線対称に反射するのが自由端反射です.自由端反射では位相のずれがなく,反射面(境界面)が入射波と反射波の合成波の腹になります.
固定端反射では反射波の位相が$\pi$ずれます.したがって,反射面では入射波と反射波の位相が必ず逆位相となるので,合成波の変位は0,つまり反射面が節になります.この点に注目しましょう.
*『理系標準問題集 物理』(駿台文庫)が手元にある人は,56を解いてみましょう.また,基礎から理解したい人は『セミナー物理』(第一学習社)の基本問題346,347,発展例題29を演習してください.
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