生徒たちは安易に人や動物を対象とした研究を考えます.彼らの研究計画書を読むと,心理学や動物の行動に関する実験を簡単なものと考えているように感じます.この項に記載した研究倫理は,彼らが細部にまで気をつけて,人や動物を対象とした研究計画を立てられるようになればと思って書きました.ただし,人や生物を対象とした研究はあまり経験がないので,「一般財団法人公正研究推進協会(APRIN),中等教育における研究倫理:基礎編 p6」を参考にしました.
細菌,化学物質を用いた研究,遺伝子組み換えやフィールワークをともなう研究などを生徒は計画することも多いのですが,どこまで自分たちだけでできて,どこからは大人(専門家や保護者,教師)の助けが必要かを考えさせてください.
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