まずは重ねあわせの原理について確認しておきましょう.重ねあわせの原理は電場や電位の重ね合わせでも用いられます.波の重ね合わせで理解を深めましょう.
波の干渉は,波源からある点までの距離の差が波長の整数倍かどうかで決まります.波源の振動が同位相か逆位相かに注意しましょう.
定在波は同位相の波源を結ぶ直線上のような,進行する方向が互いに反対向きで同振幅同周期の波で発生します.干渉する波の進行方向によって進行波になったり,定在波になったりするので,状況をしっかりと把握するようにしましょう.また,波の式により定在波の節の位置などを求める問題も頻出です.三角関数の演習になるので,こちらの動画を参考に演習しましょう.
水面波による波の干渉や定在波の問題は頻出です.特に説明がなければ,水面波が反射するときは自由端反射をします.この点に注意しましょう.
*『理系標準問題集 物理』(駿台文庫)が手元にある人は,57,61,62を解いてみましょう.また,基礎から理解したい人は『セミナー物理』(第一学習社)の基本例題46,基本問題344,345,348を演習してください.
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