研究不正については,文部科学省の「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」を参照してください.ワークブックに挙げた3つは,10ページに書かれています.また,大学ごとに研究倫理規程を定めている場合も多いので参考にしてください.
生徒は先行研究を十分に調査しないままに探究活動を始めます.その結果,成果を報告するときになってから慌てて資料を探して,レポートを作成します.このときに研究不正が行われることが多いようです.どこからどこまでが自分たちのデータで,どこが引用か明らかにさせましょう.また,仮説に合うようなデータだけを報告書に記載する場合もあります.普段から生徒の活動を見ていれば,起こることはないのですが注意しておきましょう.
高校生の研究だからといって甘く見ていると,研究不正に限らず,食品偽装や品質不正などに関わる人材を育てることになりかねないので,生徒には厳しい態度で臨みたいものです.
Workはインターネットを利用して検索させるにはいい問題だと思います.どんなワードを用いれば目当ての記事にたどり着くか,情報を共有させて検索をする力を養いましょう.
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