ヤングの実験に限らず,光の干渉の問題は,
- 光路差を見つける.
- 光路差を求める.
- 光路差が波長の整数倍のとき,光が強めあうか考える.
光の回折,薄膜による光の干渉,くさび型空気層の光の干渉,ニュートンリングなどが代表的な問題です.ヤングの実験やニュートンリングでは近似計算が必要です.演習を通して,慣れるようにしましょう.また,薄膜やくさび型空気層,ニュートンリングでは反射面での位相のずれが問題になります.どの面で固定端反射するのか注意深く考えるようにしましょう.
*『理系標準問題集 物理』(駿台文庫)が手元にある人は,70 〜 74を解いてみましょう.70,74が解けるようになれば,ヤングの実験とニュートンリングは十分です.また,基礎から理解したい人は『セミナー物理』(第一学習社)の基本問題411,414を演習してください.
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