『高校生のための物理学』4.3.3.偏光・散乱


 映画館や遊園地のアトラクションなどで3D映像を見るときにメガネをかけます.このメガネのほとんどは偏光板を用いたものです.偏光板を用いることで,右目と左目に別々の映像を送り平面上の映像を立体に見せています.機会があれば,2つの3Dメガネの右目のレンズと左目のレンズを合わせてみてください.偏光により真っ暗に見えます.なお,家庭用テレビの3Dメガネの多くは,右目と左目に交互に映像を送るアクティブシャッター方式で,偏光を用いたものではありません.

 光の散乱には2種類あり,1つはレイリー散乱といって光の波長に比べて粒子の大きさが十分に小さいときに起こる散乱です.レイリー散乱では粒子の大きさにより散乱する光の波長が異なります.酸素や窒素を主成分とする地球の大気では青色付近の波長を散乱しますが,二酸化炭素を大気の主成分とする火星では赤色付近の波長帯を散乱します.したがって,地球では散乱されにくい,波長の長い領域の光により夕焼けが赤くなるのに対して,火星の夕焼けは青く見えます.

 詳細は「『高校生のための物理学』4.3.3.偏光・散乱」を参照してください.

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Two Worlds, One Sun 
Left Image Credit & Copyright: Damia Bouic
Right Image Credit: NASAJPL-CaltechMSSSDigital processing: Damia Bouic

Apod(https://apod.nasa.gov/apod/ap200802.html)より引用

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