「物理基礎」の範囲ですが,うなりや共鳴,弦の振動,気柱の共鳴などを復習しておきましょう.波の干渉や定在波の例として出題されます.また,縦波の横波表示も確認しておきましょう.
ドップラー効果は手を替え品を替えて,毎年のように出題されています.上の動画でも説明していますが,波源の運動により波長が変化することと,観測者の運動により波の速さが変化するように感じられることがポイントです.(光の場合は,光源や観測者の運動により光の速さは変化しないので注意しましょう.)
移動しながらベルトコンベア上に物体を乗せるような,ドップラー効果と同じ考え方で解く問題もあります.どのような場合でも,ドップラー効果の式$f=\frac{V-v_o}{V-V_S}f_0$を導出できれば,大体の問題は解くことができるので,テキストを参考に記述対策も兼ねて演習しましょう.
----------------------
ドップラー効果は,次の年度で出題されています.
2020年度センター試験本試第3問A:水面波のドップラー効果
2021年度共通テスト本試第1問4:ドップラー効果による振動数の大小とうなりについて問う問題.
2022年度共通テスト追試第2問:空気抵抗を受けながら落下する音源が,終端速度に達するまでの音の振動数を問う問題.グラフ選択他
0 件のコメント:
コメントを投稿