うなりの音の強弱とグラフの振幅のイメージが一致すると理解が深まると思います.スマートフォンのアプリなどを使って観察してみてください.
音の振動数がわずかに異なるとうなりが生じますが,2つの音の振動数が簡単な整数比になるときは,合成波は周期的な波形となります.この2つの音を和音といいます.例えば完全5度といわれるド(260Hz)とソ(390Hz)の振動数の比は2:3です.また,2つの振動数の比が1:2である2つの音は,1オクターブ異なる音です.
うなりはドップラー効果などの振動数の差を問う問題でも扱われます.また,音さに針金を巻くと音が低くなることは,常識として知っておきましょう.
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