高校物理「学び直し」2.2.7.運動方程式の立て方

日曜日, 2月 07, 2021

運動の3法則 学び直し講座 高校物理

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 運動している物体にはたらく力が全て分かっていれば,運動方程式を立てて物体の加速度を求めることができます.例え,未知の力があっても物体の加速度が分かっていれば,力を求めることができます.

 運動方程式を立てるときは,まず図を書くようにしましょう.図を書いて力を図示することができれば,後は右辺に符号に気をつけて力を書くだけです.物理を考えるとき,図を書くことは計算をすることと同じくらい重要なスキルです.練習してください.

 運動方程式を$F=ma$と覚えている人が多いと思いますが,問題を解くときは,まず"$ma=$"と書いてどの質量の物体について考えるのか明らかにしてから,右辺に力を書くようにしましょう.また,複数の物体が相互に力を及ぼしあうときには,1つの物体につき1つの運動方程式を立てるようにしましょう.複数の物体の運動を考えるときこそ,"$ma=$"と書き始めて,どの物体に注目しているのか明らかにしてください.

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