今さらですが,数研『物理重要問題習2020』にあわせて解説を行っています.
J.J.トムソンの実験の電場による偏向,磁場による偏向は電磁気学の問題として出題されることも多いので,復習しておきましょう.また,質量分析器の原理はJ.J.トムソンの実験と同じです.質量分析器もよく出題されます.
ミリカンの実験は,実験方法をよく理解して,力のつりあいを表せるようにしておきましょう.また,1度は電気素量を実験値から求める問題を解いて,解き方を理解しておきましょう.
ブラッグ反射の問題は,波の問題としても出題されることがあります.X線の特徴もあわせて出題されることも多いので,確認しておきましょう.
アインシュタインの関係式(光量子仮説)$E=h\nu$,$p=\frac{h}{\lambda}$を用いた問題としては,光電効果,コンプトン効果があります.光電効果はグラフの見方を理解しましょう.仕事関数が負のエネルギーです.注意してください.また,コンプトン効果はアインシュタインの関係式を用いますが,基本的に弾性衝突する物体の運動を解くときの手順と同じです.計算方法にコツがあるので,面倒くさがらずに1度は計算しましょう.
それでは志望校合格に向けてがんばりましょう!
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