定在波(定常波)は,同位相同振幅(同偏光)で互いに反対向きに進む波によって起こります.したがって,平面上に同位相同振幅の2つの波源があれば,その2つの波源を結ぶ線分上に現れます.定在波の振幅は各点で定まっており,常に振動しない振幅が0の点を節,常に大きく振動して振幅が2倍の点を腹といいます.2つの波が進行することにより,波の重ね合わせにより定在波の変異が変化する様子をこちらの動画で確認してください.
定在波において,各点で振幅が定まっていることは,重ねあわせの原理にしたがって波の式の和をとるとわかりやすいと思います.加法定理を用いた計算ができるように練習しておきましょう.また,計算結果からどの点が節になるか求められるようにしておきましょう.
- 『セミナー物理2020』が手元にある人は,下の問題を解いておきましょう.
基本問題344,345
- ワークブック73〜74を復習しましょう.
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