ボーアの仮説から水素原子の半径(ボーア半径)や水素原子のエネルギー準位,さらにリュードベリ定数までが出題されることもあります.まずはボーアの仮説から確認しておきましょう.光(電磁波)を電子にあてることで,異なるエネルギー準位を遷移させる問題も見られます.アインシュタインの関係式を使いこなせるようにしておきましょう.
放射性崩壊と放射線に関する問題は知識が必要です.放射線の種類や特徴について整理しておきましょう.また,半減期に関する問題は,対数を使った計算をしたり,グラフを読み取ったりする問題が出題されます.慣れが必要なので,いくつか演習しておきましょう.
原子核反応を問う問題も出題されます.原子核反応式を書くときは,質量数と電荷が保存されることに注目してください.放射性崩壊や原子核反応に合わせて,結合エネルギーを問う問題も多く出題されます.質量とエネルギーの等価性$E=mc^2$を用いて計算しますが,質量が$^{12}\rm C$の$\frac{1}{12}$を基準とした原子質量単位$\rm u$を用いていたり,エネルギーを$\rm eV$(電子ボルト)で答えるように指定されたりすることもあるので注意してください.
それでは志望校合格に向けてがんばりましょう!
- 動画に興味のある人は,右のリンクからたどるか.チャンネル登録をしてください.
0 件のコメント:
コメントを投稿