物理における法則とは,ある条件の下で成り立つ物理量の関係です.入試問題を解くときは,この条件の下ではどの法則がなり立つか考えて解くようにしましょう.
例えば,力学的エネルギー保存則は,「物体にはたらく力が保存力のみであるとき」が成り立つ条件です.「物体にはたらく力が保存力のみであるとき」は,「物体にはたらく非保存力が仕事をしないとき」と言い換えることができます.
また.運動量保存則は「物体にはたらく力が内力のみであるとき」ですが,運動量はベクトルなので,「水平方向にはたらく力は内力のみなので,水平方向は運動量保存則が成り立つ」というように考えることもできます.さらに,「物体に力がはたらいても仕事をしないとき」と言い換えることもできます.
個別学力試験は,物理がどれだけ分かっているかが問われます.法則を言葉で表すことで理解を深めてください.
それでは志望校合格に向けてがんばりましょう.
0 件のコメント:
コメントを投稿