「Aから見たBの相対速度」,「Aに対するBの相対速度」というような表現で相対速度を問われますが,どちらの物体の運動が基準かということに注意して,相対速度を求めるようにしましょう.
相対速度を考えることで,ベクトルの扱いにも慣れましょう.ぜひ,図を書いてベクトルを図示して問題を解くようにしてください.特に平面上の相対速度は,単純に足し算や引き算ができないので,図を書くことが必須です.また,すれ違うときは速く見えるというような感覚も大切にしましょう.答えを導いた後に,解答が正しいかどうか、感覚と照らし合わせて考えると間違いが少なくなると思います.
相対速度は重心速度やドップラー効果などを考えるときにも必要となる知識です.十分に演習をして,理解を深めてください.
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