コイルとコンデンサーを含む回路について確認しておきましょう.
コイルに電流を流すと,は自己誘導により電流が流れませんが,徐々に電流が流れるようになり,やがて抵抗0の素子として電流が流れます.
コンデンサーに電流を流すと,はじめは電流が流れますが,十分に時間が経つと外部から加えた電圧とコンデンサーの電位が等しくなるので,電流は流れなくなります.コンデンサーを含んだ直流回路はこちらの動画を参考にしてください.
このようにコイルやコンデンサーを含む回路を考えるときは,「スイッチを入れた直後」や「十分に時間が経ったとき」というような表現が非常に重要です.問題文を読むときに,この点に注意しましょう.また,電流や電圧の変化を表すグラフを選択する問題も出題されることがあるので,こちらの動画(コイル,コンデンサー)の中でも説明しているでそれぞれ確認しておきましょう.
コイルとコンデンサーを含んだ回路として,振動回路が出題されることも予想されます.コイルとコンデンサーに蓄えられるエネルギーの移り変わりや,電流と電圧の値の変化などが問われると思います.上の動画で確認をしておきましょう.また,振動電流の固有周波数$f=\frac{1}{2\pi \sqrt{LC}}$は,導けない人は共通テスト直前という状況なので覚えておきましょう.ただし,$C$の値として合成容量を考えなければならない場合があるので注意しましょう.
それでは共通テストまであと5日です.がんばってください
#高校物理 #共通テスト #コイル #コンデンサー #回路
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