共通テストでは,実験データをもとに計算したり,それらをまとめたグラフを読み取ったりする問題が出題されることが予想されています.その中で単位の前につくk(キロ)やm(ミリ)のようなSI接頭辞についておさらいしておきましょう.
基本的に10^3ずつ大きくなったり,小さくなったりします.大きい方へは,
k(キロ)10^3,M(メガ)10^6,G(ギガ)10^9,T(テラ)10^{12},P(ペタ)10^{15}
小さい方へは,
m(ミリ)10^{-3},\mu(マイクロ)10^{-6},n(ナノ)10^{-9},p(ピコ)10^{-12},f(フェムト)10^{-15}
などがあります.P(ペタ)やf(フェムト)まで使うことはないと思いますが,念のため.
さて,M(メガ)やG(ギガ)は,\rm eV(電子ボルト,エレクトロンボルト)と組み合わせた\rm MeV,\rm GeVが結合エネルギーなどの原子分野で用いられます.
\mu(マイクロ)やp(ピコ)は電気容量の単位として\rm \mu F,\rm pFが用いられます.また,波長は\times 10^{-7}\rm mというように表すことも多いのですが,\rm nmを用いると3桁の整数として表せるので,よく用いられます.計算をするときには気をつけてください.
他にもSI接頭辞として,気圧で用いられるh(ヘクト)10^2があります.こちらも桁に注意しましょう.また,Å(オングストローム)があります.これは原子や分子の大きさを表すのに便利な長さの単位で,10^{-10}\rm mです.随分前ですが,直前でこの単位の話をしたところ,センター試験の化学で原子の大きさを問う問題を出題されたことがあります.共通テストではみなさんの興味を問うような問題も出題されるので,頭の片隅においておきましょう.
ちなみにナノテクノロジーは10^{-9}\rm m程度でのテクノロジーです.原子を直線で10個,平面で100個,立方体にして1000個というような世界だと思うと,原子の大きさも覚えやすいと思います.
それでは共通テストまであと2日です.がんばってください.
#高校物理 #共通テスト #SI接頭辞
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