第1宇宙速度は,完全な球体と考えた地球の表面すれすれを,地球の中心と軌道の中心が一致するように等速円運動するために必要な速度です.第1宇宙速度$v=\sqrt {\frac{GM}{R}}$を利用して,$T=\frac{2\pi R}{v}$より周期を求めると,$T=2\pi \sqrt {\frac{R^3}{GM}}$が得られます.この式は地球を中心に半径$R$の円軌道を描く人工衛星に適用できるので,国際宇宙ステーションの高度(ISS)を地上$400 \rm {km}$($6750 \rm {km}$)とすると,ISSの周期を求めることができます.
詳細は「『高校生のための物理学』2.7.12.宇宙速度①第1宇宙速度」を参照してください.
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