クーロンは1785年から1791年にかけて,静電気力も万有引力と同じ形の式で与えられるという仮説(類比)の元で実験を行い,クーロンの法則を発見しました.キャベンディッシュは,クーロンより10年以上前に逆2乗の法則(クーロンの法則)を発見していましたが,あまり社交的ではなかった彼は実験結果を公表しませんでした.
万有引力の法則と同様に,全ての電気量が帯電体の中心に集まっていると考えて,クーロンの法則を用いて静電気力(クーロン力)を計算します.
クーロンの法則発見以前は,電磁気学は様々な現象を定性的に説明するものでしたが,クーロンの法則の発見により定量的な研究が始まりました.
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