熱力学創生期における基本原理は熱量保存則でした.熱の移動に注意して,熱量保存則を表す方程式を立てましょう.このとき,比熱と熱容量の違いに気をつけましょう.
熱の仕事当量を求めるジュールの実験は頻出問題です.仕事や力学的エネルギーがどのように熱に変換されるか注意して解きましょう.
三態変化にともなう温度上昇の問題も頻出です.融解熱や蒸発熱の扱いに慣れましょう.また,この問題では,ヒーターで熱を加えることがあります.電力とジュール熱の関係を押さえておきましょう.また,「ヒーターの電力の何%が熱として液体に吸収された」というような表現があるときには気をつけましょう.
*『理系標準問題集 物理』(駿台文庫)が手元にある人は,38,39,40を解いてみましょう.余力のある人は,実戦問題13にチャレンジしてください.
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