運動量保存則が成り立つとき,重心速度は一定です.重心速度が一定であることを用いると,運動量保存則の問題がすっきりと計算できることがあります.動画では微分を用いずに説明していますが,重心を求める式
$x_G=\frac{m_1x_1+m_2x_2}{m_1+m_2}$
の両辺を時間 $t$ で微分すると,$v=\frac{dx}{dt}$ より,
$v_G=\frac{m_1v_1+m_2v_2}{m_1+m_2}$
が得られます.運動量が保存されるとき,$m_1v_1+m_2v_2=const.$ なので重心速度 $v_G$ は一定です.
詳しい説明はテキストを参考にしてください.大学入試(2次試験)で問われることも多いので,テキストの例題にも取り組んでください.
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