運動量保存則が成り立つ条件は,系全体に内力しかはたらかないときです.例えば,物体が衝突するとき,物体にはたらく力が内力(互いに及ぼしあう力,作用と反作用)のみならば運動量保存則が成り立ちます.ビリヤードの球の衝突のように,重力や垂直抗力がはたらいても,それらが仕事をしなければ運動量保存則は成り立ちます.
例題2,3では運動量保存則と,慣性の法則,及び作用反作用の法則との関連を考える問題を扱っています.演習問題を通して理解を深めてください.
*テキストにも集録していますが,昨日のnoteでも運動量保存則の問題を扱っています.大阪大学などでも出題されている問題なので,ぜひ取り組んでください.
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