重ねあわせの原理は,ある性質をもつ量の組の和が,同じ性質をもつときに成り立ちます.波の重ね合わせは重ね合わせの原理が成り立つもっとも簡単な例です.物理学では度々重ねあわせの原理が登場するので,しっかりと理解しましょう.
波の干渉は,次の手順で考えます.
- 距離の差を求める.
- 距離の差が波長の整数倍のときに強めあうかどうか考える.
定常波は波の式の合成により節の位置が求まります.定常波は気柱共鳴や弦の振動でも必要な知識です.現象の理解に加えて,三角関数の合成にも慣れましょう.
水面波の干渉は共通テストにも頻出です.図を見たり,書いたりして考える練習をしておきましょう.
*セミナー物理が手元になるある人は,下の問題を解いてみましょう.
基本例題46,基本問題343,344,348
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