電磁気学の補足として,「磁束密度と磁場の強さ」,「電場と電束密度」,「スカラーポテンシャルとベクトルポテンシャル」を3つを説明します.大学で電磁気学を学ぶと,$\boldsymbol E$ や $\boldsymbol D$ ,$\boldsymbol B$ , $\boldsymbol H$ などを用いて,マクスウェル方程式 などを表します.それぞれの定義(考え方)について簡単に説明してあるので,疑問に思ったら読んでおきましょう.
${\boldsymbol B}=\mu{\boldsymbol H}$ と表すので,高校生の中には磁場の強さ $\boldsymbol H$ を磁場の基本的な量と考える人が多いようです.力との関係が明確であることに加えて,磁場は物質による影響が非常に大きいので,磁束密度 $\boldsymbol B$ を基本的な量として扱います.
電束密度や電磁ポテンシャル(スカラーポテンシャル,ベクトルポテンシャル)は大学で学ぶ量ですが,知っていると高校で学ぶ電磁気学への理解が深まります.また,もし大学で物理を学ぶときに困ったら見てください.助けになるかもしれません.
詳しい説明は下のテキストを参考にしてください.また内容の理解ができたら,ワークブックに取り組んで,自分の言葉で説明したり,例題を解いたりしてください.
0 件のコメント:
コメントを投稿