共振回路とは,ある周波数で回路を流れる電流が極大,または極小になるような回路です.コイル,コンデンサーを流れる電流の位相のずれと,コイルのリアクタンス,コンデンサーのリアクタンスに注目して,仕組みについて考えてみましょう.大学入試では,三角関数の合成の公式が与えられることが多いのですが,不安がある人はこちらのテキストを参考にしてください.
共振回路の応用例としてラジオがあります.コイルの自己インダクタンスやコンデンサーの電気容量を変化させることにより,アンテナで受信した電磁波のわずかな変化を大きな電流として取り出し,スピーカーで出力します.わずかな電圧の変化があればいいので,原理的にラジオは電池が不要です.
詳しい説明は下のテキストを参考にしてください.また内容の理解ができたら,ワークブックに取り組んで,自分の言葉で説明したり,例題を解いたりしてください.
0 件のコメント:
コメントを投稿