コイルに交流を加えると,自己誘導により電流が流れにくくなります.このときコイルは抵抗の役割をします.これをコイルのリアクタンスといいます.コイルのリアクタンスは,自己誘導の公式 $V=−L\frac{dI}{dt}$ を出発点に導出します.位相のずれは数学的に理解するだけではなく,コイルの性質を考えて定性的な理解もするようにしましょう.
テキストで説明しているように,コイルの消費電力の時間平均は0です.理想的なコイルの電気抵抗は0なので当たり前のことですが,この点に注意してください.
詳しい説明は下のテキストを参考にしてください.また内容の理解ができたら,ワークブックに取り組んで,自分の言葉で説明したり,例題を解いたりしてください.
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