C16高校物理 4.3.6.光の反射と屈折

月曜日, 8月 21, 2023

C16高校物理

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 光の屈折率は,通常は真空に対する媒質の屈折率(絶対屈折率)を指します.異なる媒質の境界面で光が反射するときに自由端反射をするか固定端反射をするかということや,異なる媒質の境界面でに全反射が生じるかどうかは,2つの媒質の光の屈折率の大小によります.屈折率に注目して問題演習をしましょう.

 物理的な現象を日常生活に当てはめて考えることはあまりよくないのかもしれませんが,屈折率の大きい媒質中を進む光は,田んぼのようにぬかるんでいる場所を歩くと人と考えると分かりやすいかもしれません.歩幅は小さくなり,歩く速さは遅くなります.その時間があれば,舗装した道ならばもっと歩けたはずというのが光路長です.光路長は光の干渉を考えるときに非常に重要です.光路長とは何かということを,ここでしっかりと理解してください.下の動画も参考にしてください.

 大学入試では,光が全反射するときの臨界角を問う問題がよく出題されます.解答を書くときに,$\theta$ の範囲を適切に表現してください.

 詳しい説明は下のテキストを参考にしてください.また内容の理解ができたら,ワークブックに取り組んで,自分の言葉で説明したり,例題を解いたりしてください.

テキスト ワークブック

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