うなりの音の強弱とグラフの振幅のイメージが一致すると理解が深まると思います.スマートフォンのアプリ(オシレータ)などを使って,うなりを観察してみてください.また,$442\rm Hz$ と $445\rm Hz$ の音のうなりをイメージしたグラフも参考にしてください.特にy-tグラフから,うなりの振動数が $3\rm Hz$ であること読み取りましょう.
y-xグラフ |
y-tグラフ |
音の振動数がわずかに異なるとうなりが生じますが,2つの音の振動数が簡単な整数比になるときは,合成波は周期的な波形になります.この2つの音を和音といいます.例えば完全5度といわれるド(260Hz)とソ(390Hz)の振動数の比は2:3です.また,2つの振動数の比が1:2である2つの音は,1オクターブ異なる音です.
うなりはドップラー効果などの振動数の差を問う問題でも扱われます.また,音さに針金を巻くと音が低くなることは,常識として知っておきましょう.
詳しい説明は下のテキストを参考にしてください.また内容の理解ができたら,ワークブックに取り組んで,自分の言葉で説明したり,例題を解いたりしてください.
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