分子の力学的な振る舞いに注目して,マクロな現象を説明することを分子運動論といいます.ここでは運動量と力積の関係や圧力などの知識が要求されます.授業をしていると,単位時間あたりの運動量の変化が,力であることがピンとこない人が多いように感じます.こちらの動画やテキストを参考にしてください.
上の動画の手順③は,問題や教科書によって導出方法が異なることがあります.また,気体が球形の容器に封入されている場合は,手順④の$\overline {v_x^2}=\frac{1}{3}\overline {v^2}$ は必要ありません.
いくつか演習すれば気付くことですが,途中のプロセスは異なっていても結論は同じです.大学入試の頻出問題でもあるので,繰り返し演習してください.
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