C16物理学2022　4.1.6.波の式と位相

 　波は「いつ" $t$ "，どこで" $x$ "」が分かれば状態が決まります． 位相とは「いつ" $t$ "，どこで" $x$ "」という情報を含む，波の式 $y=A\sin (\omega t−kx+\delta )$ における角度に相当する部分" $\omega t−kx+\delta$ "です．同位相と逆位相，初期位相の意味を確認するとともに，同位相と逆位相の位相差に注目しましょう．

　波の式を自由に変形できるようにしておきましょう．$v=f\lambda =\frac{\omega}{k}$ というような操作も必要です．大学入試では要求された形で解答しなければならないこともあるので，十分に演習しておきましょう．

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