宮崎大学の物理は3題構成で,例年力学と電磁気学の2題に加えて熱分野と波分野が交互に1題出題されています.この5年間に力学で出題された問題は以下の通りです.
2021年:斜面上の物体を引き上げ,力のモーメント,仕事と力学的エネルギー,水平投射
2020年:ばねと斜面,仕事と力学的エネルギー,ばね振り子
2019年:滑車で連結された2物体,運動方程式,力学的エネルギー保存則
2018年:水平投射,第1宇宙速度,静止衛星
2017年:摩擦力による2物体の運動,運動量保存則,力学的エネルギー保存則
宮崎大学の物理では,1つの問題の中でいくつかの物理現象や法則が扱われることが多いので,問題文から問われている量やそれらの間に成り立つ法則について,正確に読み取るようにしましょう.また,実際に利用されている装置や人工衛星の運動などを,高校生でも解きやすいように落とし込んだ問題もよく出題されています.これまでに演習した問題を思い出して,どの分野と関連が深いか考えるようにしましょう.
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