鹿児島大学の物理は4題構成で,そのうちの1題は熱分野です.この5年間に熱分野で出題された問題は以下の通りです.
2021年:気体の状態変化,熱力学第1法則
2020年:状態変化,グラフ選択
2019年:気体の内部エネルギー,状態変化,グラフ選択
2018年:気体の状態変化
2017年:循環過程,グラフ選択
熱分野では,封入された気体の状態変化と,内部エネルギーや外部にした仕事,熱の流出入,p-Vグラフなどについて問う基本的な問題が出題されています.教科書や授業ノートを復習して,定義や法則,モル比熱などの導出過程を確認しておきましょう.また,量的な関係を定性的に説明する問題も出題されているので,法則や物理量など必要なキーワードを押さえながら,日本語できちんと表現する練習をしておきましょう.
ここ数年は出題されていませんが,分子運動論のように型にはまった問題が出題されると,勉強をしている人としない人で大きな差がつくので,一通り演習しておくようにしましょう.
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