探究活動で最も難しいことは,「問い」を立てることです.ここでは研究に耐えうる「問い」とは何かについて説明します.
高校生の立てる「問い」の多くは,すでに分かっていることや,高校生のレベルではとても研究を進められないようなもの,あるいは前提(条件)が非常に曖昧で有意差が現れないものです.ここで挙げた3つのポイントは,生徒が立てた「問い」が研究に値するか,あるいは研究できるかを見極めるポイントなので,実際に探究活動のテーマを考えさせるときにもう1度確認するといいと思います.
Workは身近な自然の中から「問い」を見つけるものですが,例えば鹿児島県であれば桜島をテーマに「問い」を立てる練習をさせます.このときアイディアマップを活用して,グループで活動させるといいと思います.「質より量」を意識させて,様々な「問い」を出し合い,それぞれに対して研究する意義があるか,研究するためにはどんな知識が必要かを考えさせるようにしてください.
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