単振動の運動方程式は$-m\omega^2x=F$と表されますが,$-m\omega^2x =$の部分は運動方程式$ma=F$の左辺であって,復元力を表す公式ではありません.また,複数の物体の運動方程式を立てるときは,必ず1つの物体につき1つの運動方程式を立てるようにしましょう.そうしないと,2つの物体間にはたらく摩擦力や垂直抗力を見逃してしまいます.
2つの物体間に摩擦力や垂直抗力などがはたらき,1体となって運動しているときは,2つの物体間にはたらく力の向きに注意しましょう.
単振動する物体の力学的エネルギーの移り変わりも整理しておいてください.共通テスト(センター試験)では,力学的エネルギー保存則を表す式を選択する問題も多く出題されています.
*『理系標準問題集 物理』(駿台文庫)が手元にある人は,32,33,34を解いてみましょう.
2.7.7.単振動に必要な力と力学的エネルギー
2.7.8.振り子の周期(ばね振り子)
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