理想気体とは状態方程式が厳密に成り立つ気体です.気体の状態変化に関する問題を解くときは,理想気体かどうかをまず確認しましょう.
気体定数 $R$ は,標準状態(温度 $273\rm K$ ,圧力 $1.013\times 10^5\rm Pa$ )における気体 $1\rm mol$ の体積 $2.24\times 10^{−2}\rm m^3$ から得られる定数です.電卓を使って計算してみてください.状態方程式の意味がよく分かると思います.なお,化学では熱量の単位 $\rm J$ を用いず,また体積の単位として $\rm L$ を用いるので,気体定数は $R=8.31\times 10^3\rm (Pa\cdot L/mol\cdot K)$ と表されるので注意してください.
詳しい説明は下のテキストを参考にしてください.また内容の理解ができたら,ワークブックに取り組んで,自分の言葉で説明したり,例題を解いたりしてください.
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