単振動は等速円運動の正射影であることを確認しましょう.よくわからない人は,上の動画を参考にしてください.また,単振動の速度と加速度を等速円運動する物体の速度ベクトル,加速度ベクトルの正射影として理解することも非常に重要です.
単振動する物体の位置を表す式$y=A\sin (\omega t +\delta)$を微分することで,単振動の速度や加速度を表す式を得ることができます.数Ⅲが使いこなせると理解が深められます.
単振動の問題では,復元力が"$-kx$"と表されることをイメージしながら,運動方程式を立てて考えてください.代表的な問題であるばね振り子や単振り子を演習するといいと思います.
それでは合格目指してがんばりましょう!
*『2022物理重要問題集』7 「単振動・単振り子」に集録されている問題のうち,52,54,55は典型的な問題です.55,58は復元力が"$-kx$"となることを目標に運動方程式を立ててください.また,53,58はやや特殊な問題ですが,前者では摩擦力により振動の中心がずれること,後者では換算質量や相対加速度について注目して解いてください.
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