実験にどんな美しさがあるというのか。多くの人が疑問に思うことだろう。
プラトンは著書の中で,美しさは絶えず上方に我々を導く階段のようなものであると書いている。このように考えたとき,自然の本質に迫り,より高次な世界観を人々に与える科学実験は美しい。また,美しいものには人の心を揺さぶる力があるように,科学実験にも驚きや感動,スリルがあり,人の心に訴えかけるものがある。これらの点で,科学実験は美しいと著者は考えている。
しかし,このような美しさは科学実験に限られたものではなく,学問全般に通ずるものだろう。本書を読むと,科学実験の美しさの向こうに,学問の美しさが見えてくる。(世界でもっとも美しい10の科学実験,ロバート・P・クリース著,青木 薫訳,日経BP社)
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