力のつりあいは力学だけではなく,ピストンで封入された気体の圧力を問う問題などでも必要です.弾性力や浮力,摩擦力などの知識や気付きが必要な場合も多いので,共通テスト模試や問題集などを見直して,どの力に関する知識が甘かったのかや,どの力に気付かなかったのかを確認してください.
上の動画で剛体が静止し続ける条件を確認してください.代表的な問題である壁に立てかけた剛体棒や水平面に置かれた剛体の転倒などの問題も解いておきましょう.
重心の問題は,なんとかして1次元(剛体棒で連結されたおもり)の問題に落とし込んで,逆比を使う練習をしておきましょう.1次元で考えることは,力のつりあいを考えるときも非常に有効です.
この分野のまとめと確認テスト
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毎年のように力のモーメントの問題は出題されています.問題の設定に惑わされずに,簡単に考えて確実に正解を選択しましょう.浮力が絡む問題では水圧と混同しないように気をつけてください.また,「なめらかな面」や「一様な太さ」のようなキーワードを見逃さないようにしましょう.
共通テストでは情報処理能力も必要なので,小問1題あたり2〜3分くらいを目安に解いてください.なお,問題のリンク先は大学入試センターです.
2025年度共通テスト本試第1問3・正解:一見難しそうですが,大きさ$2F$の2つの力の合力が,点Oにはたらく大きさ$2F$の上向きの力であることに気付くと,正解を簡単に導くことができます.剛体にはたらく平行な力を参考にしてください.
2024年度共通テスト本試第1問・正解:剛体が動かない条件を問う問題.剛体の形(三角形)に惑わされないようにしましょう.水平面に置かれた剛体の転倒を参考にしてください.
2024年度共通テスト追試第1問1・正解:台の右端から板Aと板Bの重心までの距離の比が,質量の逆比になることに気付くと簡単に解けます.
2023年度共通テスト本試第1問1・正解:一様ではない棒の両端を担ぐ問題と同じです.逆比を使いましょう.
2023年度共通テスト追試第3問・正解:重心から指までの距離によって垂直抗力が変化することに注目しましょう.
2022年度共通テスト本試第1問3:力のつりあい.質点だと考えて,逆比を使いましょう.
2022年度共通テスト追試第1問2:力のつりあい.抗力を考えさせる問題は頻出です.確認しましょう.
2021年度共通テスト本試第1問2:動滑車を用いて,自らの力で板ごと持ち上げる人.人が受ける垂直抗力を$N$として,人についての力のつりあいと,板と荷物についての力のつりあいの式を立てて考えましょう.
2021年度共通テスト追試第1問1:水平面上の剛体が転倒しない条件.垂直抗力の位置を考えて,床と接する板の長さを考えましょう.
2021年度共通テスト追試第4問1:2つのばねによる力のつりあい.間違えようがないと思いますが,解答をしっかりと見てください.

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