気体の状態変化と内部エネルギーの関係について復習しましょう.それぞれの変化においてp-VグラフやV-Tグラフはどのように描かれるのか確認してください.断熱変化ではポアソンの法則が用いられます.ポアソンの法則を用いた解き方は,こちらの動画を参考にしてください.問題演習をするときは,どの量が一定であるのかに注目して,ボイル・シャルルの法則や気体の状態方程式を用いるようにしましょう.
熱力学の第1法則,及び第2法則について確認しましょう.問題を解くときは,気体が外部にした仕事を $W$ として,熱力学第1法則を$Q=\Delta U+W$ と表したほうが考えやすいと思います.熱機関を考えるときは,熱機関に与えられた熱がどのように利用されたか考えると解きやすいと思います.問題文をよく読んで,問われている量の正負も含めて確実に答えられるようになりましょう.あわせて,p-Vグラフを見て気体が外部から仕事をされたのか,気体が外部に仕事をしたのか判断できるようになりましょう.
*『セミナー物理』(第一学習社)が手元にある人は,基本例題37,38,40,41,42,43などを演習してください.余力があれば,より発展的な問題の演習をしましょう.
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