電場$E$と磁場$\bf B$がはたらく空間を,速度$\bf v$で運動する電気量$q$の粒子にはたらく力${\bf F}= q ({\bf E} +{\bf v }\times{ \bf B}) $をローレンツ力ということもあります.
$F= q vB $によりローレンツ力の大きさを,右手を使ってローレンツ力の向きを求めますが,この計算方法はベクトルの外積とよばれる計算方法です.ベクトルの内積は高校の数学で学びますが,ベクトルの外積は大学で学びます.なお,仕事を求めるときの計算方法がベクトルの内積です.
ローレンツ力は粒子の運動に垂直にはたらく力なので,磁場は仕事をしません.注意してください.
詳細は「『高校生のための物理学』5.5.6.ローレンツ力」を参照してください.
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