これまでのセンター試験では,$x$座標における変位$y$を表すy-xグラフと,時刻$t$における変位$y$を表すy-tグラフを見比べて,波を式で表したり,波の進行方向を判断したりする問題が多く出題されています.上の動画の中で説明していますが,y-xグラフの中で次の瞬間の波を書く(波をずらす)ことができるようになると,間違えることが少なくなります.ぜひ動画を参考にコツをつかんでください.
波の式は$y=A\sin(\omega t -kx+\delta)$で理解すると便利です.$\omega $は角速度で単位時間あたりの位相の変化を表しており,周期を$T$として$\omega =\frac{2\pi}{T}$です.$k $は波数とよばれる量で,空間において波が単位長さ進んだときの位相の変化を表しており,波長を$\lambda$として$k =\frac{2\pi}{\lambda}$です.なお,$\delta$は初期位相です.波の式についてはこちらの動画を参考にしてください.
それでは,共通テストまで残り17日です.がんばってください.
#高校物理 #共通テスト対策 #波の式 #波の伝播方向
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