オームの法則$V=\rho \frac{L}{S}I$は,導体の電場の強さを$E$とすると$V=EL$より, $I=\frac{1}{\rho}ES$と変形できます。ここで単位面積当たりの電流を表す電流密度という量$ i$ を用いると,$ i=\frac{I}{S}=\frac{1}{\rho}E$。本来,電流密度$\bf i$と電場$\bf E$は共にベクトルなので,${\bf i }=\frac{1}{\rho}\bf E$と表されます。
$\frac{1}{\rho}$は電流の流れやすさを表す量なので,電気伝導度$\sigma$で表します。電気伝導度$\sigma$を用いた$i=\sigma E$がオームの法則のもう1つの表現です。
詳細は「『高校生のための物理学』5.3.3.オームの法則」を参照してください。
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