沖永良部島に冬が訪れると,サシバがやってくる。小型の猛禽類でカラスより一回り大きいくらい。ピックィーと鳴く声が印象深い鳥である。沖永良部島で越冬し,北に帰って行く。
サシバが訪れるとシイラが捕れるという。シイラは全長2mにも達する魚で,取れたてが特に美味しいので「今朝捕れたシイラですよ」と勧められることもある。奄美大島出身の先生は,奄美大島以南にはサシバ文化圏があるという説を唱えている。サシバとシイラを関連付け,共通の文化があるというものだ。
暖冬の今年,サシバは例年より早くエラブを離れるのだろうか。
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