沖永良部島に赴任して5年経ちました。その間,YS−11にはずいぶんお世話になりました。梅雨明け後の飛行は非常に安定しており,プロペラの音さえ気にしなければ,空を飛んでいることを感じさせないほどです。一方,梅雨の最中,雪の日,春先は不安定。この時期に搭乗すると最悪です。グラグラと揺れたり,ストンと落ちたりします。子どもが機内でスーッと浮かんだ様子は今もしっかり記憶されています。さらにミシミシという軋む音。しかし,人は慣れてくるものです。どれだけ揺れてもYS−11は大丈夫という妙な安心感を持つようになりました。また台風の直前まで飛ぶYS−11は信頼性も高かったんでしょうね。もう飛行時間が長いYS−11に乗る気はしませんが,引退となると寂しい気がします。
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