まず始めに運動の3法則について確認しましょう.運動の3法則が成り立つ条件は,系が慣性系であるときです.運動方程式の立て方は,
- 問題文をよく読んで,運動をイメージする.
- 考えなければならない力を図に書き込む.
- 対象とする物体の質量が $m$ ならば, 左辺に ” $ma=$ ”と書き,どの物体の運動方程式か明確にする.
- 対象となる物体にはたらく力を,力の向きに注意しながら右辺に書く.
- 対象となる物体が複数ある場合は,1つの物体につき,1つの運動方程式を立てる.また作用反作用の法則に注意して,物体間にはたらく力も考える.
とにかくどの物体に注目しているか,どんな力がはたらいているかに注意して,できるだけシンプルに考えて運動方程式を立てましょう.はじめのうちは「シンプルに考える」が難しいのでがんばってください.
系が慣性系ではないとき(非慣性系のとき),系ともに運動する観測者からは慣性力がはたらいているように見えます.慣性力を考えた方が簡単に解ける問題もあるので,復習しておきましょう.
さるぶつ牧場に演習問題を用意しています.ハッシュタグで「運動の法則」や「慣性力」を選択してください.余力のある人は,さるぶつ道場の問題にもチャレンジしてください.ハッシュタグは「運動の法則」や「慣性力」です.
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