2001年4月,機上から見た沖永良部島はまるで海に貼り付けたシールのようで,初めての土地での生活を心細くさせるのに十分だった。あれから5年が経過し,6回目の正月を島で迎えている。始めに感じた不安はわずかな期間で払拭され,島での生活を謳歌している。普段は特に島で生活をしているという意識はない。島での生活を感じるのは,海で泳いでいるとき,マンゴーやパッション,ユリなどの花を山ほど頂いたときなどである。
テレビで報道される年末の喧噪,初商いの行列は無縁の話である。帰島した親戚と家の中で飲むせいか,島の正月は驚くほど静かである。ゆったりと流れる時間に身を任せていると,実に落ち着いた気分になれる。
みなさまにとりまして,今年1年が良い年になりますように。
あけましておめでとうございます。
返信削除と言うのもちょっと遅いような気がしますが、今年もよろしくお願いします。